JPBAでのプロ資格試験に採用され、個々の技術レベルを認識するのに役立つボウラード。
なかなか、1フレが始まらないボウラード。。
5フレくらいで終了する人が多いボウラード。。。。。
技術力よりも精神力を鍛えるボウラード。。。。。。。。。。

とまぁ、ビリヤード愛好家にとって続けるだけで素晴らしいと絶賛される事
間違いなしのボウラード、実は、

フリガナや英語スペルが統一されていない(個々が正しいものを把握していない?)のが現実です。

そこで、正しいボウラードの表記を決めようと調べてみました。


まずは、英語のスペルについてです。
当サイトでは、Bowlardという表記をしております。

しかし、ネットで調べてみると、他にも
    Bowlliard
    Bowllard    が存在します。

そこで、Yahoo JAPAN 及び Googleにて検索してみました。
すると・・・

2004.09.14現在 Yahoo JAPAN Google
Bowlard 62 154
Bowlliard 21 76
Bowllard 1 2

と、いう結果に。

ここで分かる事は、Bowllardは余りにも少ない!
個人的にもちゃうやろ!と思ってたし・・・・・
よって、以降の調査から省く事とします。

さて、BowlardBowlliardです。
英語的に言えば、BowlingとBilliardを足したのだから
Bowlliardが正解というか正しくあるべきなのでは無いかと思われます。

上記結果のうち、約30%がBowlliardと判断している模様。

さて、所詮は日本です。
日本語英語というのが、蔓延(はびこ)っているので英語圏であるYahoo USAにて検索してみました、

すると

2004.09.14現在 Yahoo USA
Bowlard 30
Bowlliard 23

英語圏では、やはり正しくあるべきと思われるBowlliardの割合が増えていますね。

日本に比べて10%アップの約40%がBowlliardと判断している訳です。

さて、多数決で決めるとBowlardなのですが、それでは本来の意図(正しい名称に統一)から
外れるので、もう少し調査続行。


後にも触れますが、ボウラードボーラードってな問題も生じております。
今回は、後半の共通部分「ラード」に照準を合わせましょう。


すると、Bowlliardですがボウリングとビリヤードを組み合わせた訳だから
ボウリヤードって発音するのが正しくありませんか?まぁ、ボウリャードでも良いけど。
ですから、「ラード」には成らない訳です。

うーーん、ますますBowlardが本命臭いですね。



ところで、ボウラードの起源って知っていましたか?

実は、日本生まれ日本育ちのゲームなんです。
ですから、日本での検索の方が多く引っ掛かった訳ですね。

確かにWPAのルール等にも掲載されていませんでした。


「ポケット・ビリヤード大全」(BABジャパン刊・藤間一男著)において
Bowlards Game」と表記されていて、そのルール説明の冒頭で
「(前略)著者がアメリカのビリヤード・マガジンからヒントを得てルールを考案しました。(後略)」と
書かれています。


つまり、このゲームの発案者(藤間一男)がBowlardと決めたので、何人も否定できない
という結論な訳です。
文法やら何やら議論しても仕方が無かった訳です。
一般機器や何でもそうですが、発案した人が決めた事が正しいのです。
例え明らかな間違いをしても、発案者が白と言えば白なんです。それが世の中です。

何故、BowlliardとせずにBowlardとしたのか、それは・・・・本人に聞いて下さい。(^^;

多分・・・スペルを間違えただけかと。。。

ひとまず結論:ボウラードは、Bowlardと記載すべし!


−−−−−−−−−−−−−−−−


さて、スペルはBowlardでまとまりましたね。
では、次に読み方です。先ほども触れましたがBowlardには現時点で2種類の呼び名があります。
それは、ボウラードボーラードです。
先ほどと同様に検索してみましょう!


2004.09.14現在 Yahoo JAPAN Google
ボウラード 347 3,020
ボーラード 3,293 2,990


Yahooでは大差あった検索数が、Googleではほぼ同じだったので
再度下記の条件でGoogle検索した。

[ ボウラード かつ ボーラードは除く ]
[ ボーラード かつ ボウラードは除く ]

すると、


2004.09.14現在 Google
ボウラード かつ ボーラードは除く 612
ボーラード かつ ボウラードは除く 2,380


つまり、ボウラードと記載している人の多くは、併用してボーラードと記載しているという事である。
逆にボーラードと記載している場合は、ボウラードとは書かない人が多い。
つまり、ボーラードと自信を持っていると思われます。


上記結果から、世間の大半はボーラードと認識しているようである。


でも、ちょっとマッテクダサイ。(あ、外人チック入っちった。)



発音的に確認してみよう。
goo英和辞典で調べるとボウリングはボーリングと出てきます。
どうやら、優先的にボーリングが正しくなる模様。
だから、goo英和辞典ではボーリング場と記載してあった。
しかし、ボウリング場は「ボウリング」でしょ。「ボーリング場」では無いでしょ。
世間一般的にも「ボウリング場」と記載されています。
ちなみにYahooのカテゴリにおいても、ボウリング場となっております。


また、アルクの英辞郎で調べるとBowlingはボウリングであり、ボーリングはboring(穴あけとかの意味)
となっています。


実際は、ボーリングでもボウリングでも良いような傾向ではありますが、
それでは名称統一出来なくなってしまうし、Bowl は通常ボウルでありボールでは無いと思います。


さて、ボウリングとなりそうな雰囲気ですが、ここで秘密兵器を。。



先ほど、これを発案した人を藤間さんと言いましたね。

そう、Bowlardの神である藤間さんは、これを何と記載していたのか?!
結局は、それに委ねられます。



もし、ボウラードでもボーラードでもなく、ボリャードとかバウラードとか
書かれていれば、残念ながらそれが正解になってしまうのです。




どうやら、ボウラードと記載されている模様です。

良かったですね、ボリャードじゃなくて。(笑)


結局は、私の調査は意味が無いことでしたね。
藤間さんの本を読めば一発で結果が出たんだから。(^^;


さぁ今日から、貴方もボウラード通です!

友達に自慢しまくりましょう!ボーラードじゃ無いんだぜ!とね。



では最後に、まとめだけ。


Bowlardでありボウラードである!