ビリヤードしてますか?!

全然、上手くならない人。

独りで寂しく撞いて居る人。

とにかく、上手くなりたい人。

・・・・・・・・・・・・・・・・そんな人は、

トーナメント(試合)に出てみよう!!

友達も出来るし、向上心も上がるし、上手い人の球を見て勉強になるし。


でも、試合って上手い人が出るんでしょ?
まだまだ、下手だから上手くなってからね!

そう言う人が多い筈。勿論、おいらもそう思ってた。

でもね、試合にもピンキリがあってビギナーでも問題なく参加出来る大会もあるんです。

参考までに、試合形式を一通り簡単に説明します。

まず始めに、公式戦
 これは、CSカード(年会費有)というモノが必要な上にソコソコ上手い人達が参加する試合です。
 おいらも1回しか出たことがありません。
 しかも、渋谷とかで行われるコトが多くチト遠い。
 でも、優勝するとそれなりに名誉が付随してきます。
 いつかは、優勝したいなぁ。。。。って、まずは参加しないコトには無理だな・・・(^^;
 参加費:¥5,000くらい

次に、ハウストーナメントと呼ばれる店が主催して行っている試合
 店が企画・運営している大会なので、店に行くだけで大抵告知のポスターが貼ってあります。
 勿論、ネット上でも多くの情報が手に入ります。
 初心者にも参加し易いように、クラス分けが行われているので
 該当する大会を選んで参加出来ます。
 (勿論、自分のクラスは自己申告。クラス分けについては議論があるトコなので何れ
  同コーナーで取り扱います。)

 ハウストーナメント:
       A級以下のアマチュア全員が参加可能。(中にはプロ参加もあったりする。)
       優勝すると¥50,000とか¥100,000とか貰えたりします。
       参加費:¥3,000〜¥5,000くらい

 B級・BC級戦:
       B級以下のアマチュアが参加可能。
       優勝すると¥20,000とか¥30,000とか貰えます。
       最近は、高額な¥70,000とか¥100,000とかも偶にあります。
       参加費:¥2,000くらい

 C級戦:
       C級・ビギナー限定の大会です。
       参加費が安い代わりに優勝しても現金ではなくキューとかが多い。
       (勿論、賞金のところもあります。¥10,000くらい)
       参加費:¥1,000くらい

 ビギナーズ:
       C級とか書いてはいないが、実際はC級戦と全く変わりません。

 その他、レディーストーナメントやペアマッチなどもあります。
                         (特異な試合なので省きます。)


さて、どういったトーナメントがあるかは、お解かりになられましたか?
今回は、トーナメント デビューってコトなんでC級戦(ビギナーズ)に参加する為に
知っておかねばならないルール等を記載するコトとします。


さて、どこの店の大会に出ようかな?と思っても、
告知ポスターに書いてある用語の意味が分からないと困りますよね。
記載事項の中で特に初心者が分からないのは試合形式でしょう。

以下のような、試合形式があります。


「シングルイリミネーション」
   1回負けたら即終了というトーナメントです。
  試合終了時間は、試合数が少ないので早めです。
  32人参加の場合、5回勝つと優勝です。
ex) 8人参加での参考例                                           


「ダブルイリミネーション」

  1回負けても敗者復活があります。
  勝ち続ければ、勝者ゾーンに居られ、1回負けると敗者ゾーンにまわります。
  敗者ゾーンで負ける(つまり2回負ける)と試合終了です。
  つまり、最低(負け−負け)でも2試合行えます。
  1回負けても優勝のチャンスがある代わりに、試合時間が長くなるという欠点もあります。
  通常、ダブルは予選時に32人から8人の予選通過者を出す時に使われたりします。
  (決勝トーナメントは、シングルで行う。)
  その場合は、予選ダブル・決勝シングルと書いてあります。(8割は、このタイプ)
  32人参加の場合、3回勝つと予選突破、更に3回勝つと優勝です。
  (Best8からシングル かつ 全勝の場合)

ex) 8人参加での参考例                                           


「完全ダブルイリミネーション」

  希に完全ダブルというものもあります。
  これは、最後まで上記ダブルの形式で行うものです。

  更に決勝戦に限っては、プレイオフ(play off)の有無があり、有りの場合は
  全勝で決勝まで来た人が決勝戦で負けても もう一度、決勝戦を行えるというものです。
  無しの場合は、決勝に限って1回勝負ってな訳で 全勝で上がって来た人には酷な話です。
  (もし負けたら、1回しか負けてないのに準優勝。優勝の人も1回負けてるのに。)
  32人参加の場合、6回勝つと優勝です。(全勝の場合)

ex) 8人参加での参考例                                           


「ラウンドロビン」
  ようは総当たりのリーグ戦です。
  通常は、予選に用いられることが多い形式です。(3人もしくは4人のリーグが多い)
  予選だけで、3試合とか出来るコトがありお得な感じがしますね。


さて、以上を踏まえた上で
どの試合に出るかを決めなければなりません。


お薦めは、ラウンドロビンかダブルイルミの試合ですね。
町田・横浜近辺だと、
ハイランドのサンデーリーグ(予選ラウンドロビン)とか
ブレイクショットのC級戦(予選ダブル、決勝シングル)
なんかは比較的ビギナーでも参加しやすいです。


さて、試合形式も分かったところで
いざ、申し込み!!

おっと、ちょっと待ってね。

ルール知ってます?
試合に出るには、ルールを知っておかなければなりません。

それぐらい知っていると??

失礼。でも、遊びで撞いてた人の大半が知らないと思われるルールがあるんですよ。
勿論、なかには御承知の方もいるでしょうが。

特にC級やBe級の人に覚えておいて欲しいのは次のルール。

  1.ノークッションファール
     手玉が的球に当たった後に台上の何れかの球がポケットされるか
     クッションに入らなければファールとなります。

  2.スリーファール
     1ゲームに3回連続してファールしてしまった場合は、
     そのゲームを落とします。

     但し、相手が2回目のファールをした時に「ツーファールです。」を相手に宣告して
     あげなければなりません。もし、宣告を忘れたら永遠に2ファール状態が続きます。
     あくまでも1ゲームなので御注意を。(ラックをまたいだら関係ない。)

  3.ダブルヒット(旧:プッシュコール)
     手玉と的玉の間がチョーク1個分以下の場合には、
     手玉を二度撞きしてしまう恐れがあります。
     二度撞きは、ファールになってしまうので、それを防ぐ為に本ルールが存在します。
     上記状態になってしまったら、相手に対して「プッシュします。」とコールしておけば
     二度撞きもセーフとなります。勿論、チョーク1.5個分とか空いていたら使えません。
     但し、C級戦に限ってはコールしなくてもオールセーフの場合もあります。

     参考)
       BCAルール(海外)では、如何なる場合もダブルヒットは認めない。
       二度撞きしないように撞かなければならない。
       ※BCA=「Billiard Congless of America」米ビリヤード協会
     
  4.テキサス・エキスプレス
     9番以外において、違った球を入れてしまったり、球を場外に飛ばしたり、
     ファールと同時にポケットしてしまった場合は、
   その球は台上に戻しません

     ポケットされたままで進行します。

  5.ラックの組み方
     普段、友達と遊んでいる時は、店に貼ってあるポスターとかを見て1番〜9番を
     順番に並べていたかと思いますが、実は・・・・
     1番をフットスポット、9番を中心にすれば、
                 残りの球は自由において良い
んです。

どうです?知らないルールもあったでしょう?

一応、試合開始前のルール説明を店員さんが話してくれると思うので、
分からなければ、当日に聞くことも可能です。
また、C級戦だとスリーファールに関しては採用しない所が多いので
事前のルール説明をキチンと聞きましょう。
(上記ルールについては、告知のポスター等に書いてあることもありますが
 大半は書いてません。)


試合には、当然参加費(エントリーフィ)なるものが必要です。
今回のC級戦であれば前述の通り、¥1,000か¥1,500くらいが相場なので
2千円札を握り締めて行けば問題ありません。
中には、ワンドリンク付きってのもあります。   おにぎり付きなんて所もあります。(笑)

エントリーは殆どが当日受付ですが、中には前日で受付終了という店もあるので
確認しましょう。

さぁ、今すぐ店に行って
        トーナメント情報をGet!!


トーナメントデビュー(実践編)に続く。