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さて、基礎知識編はキチンと読んで頂けましたか?
大まかなルールは、把握しましたね。
実践編は、試合参加決定してからのレクチャーです。
試合形式も理解し、次に行うべきことは何でしょうか??!!!
それは・・・・
練習!?ノーノー
今更、あせっても無駄無駄ムダぁぁぁぁぁぁ。
それはね、 服装。
は?服装?????と思ったでしょ!!
たわけモノ!!!服装によって、試合結果なんぞ全く変わると言っても過言ではない。
例えば、ピチピチな服やダブダブな服を着て行ってみなさい。
ピチピチだと少し遠目の球でも、きつくて普段のようにストロークが出来ない。
ダブダブだと手玉の近くにある球に服が触れてしまうかもしれない。
それを気遣うストレスが掛かります。
女性の場合は、ミニスカ・胸の空いたシャツ または・・・
裸でエプロンなんて着たら勝率が50%アップするでしょう!
対戦者がおいらだったら、95%の確率で勝利できます。(爆)
しかし、それだけでは無い。次の理由が一番大切である!!
写真映りが良くない!!
服装に気を付けないと、折角優勝しても
「あんなダサい格好で写真に写っているよぉぉ(泣)」なんてコトにもなりえます。
裸でエプロンで撮られるのも、嫌だが・・・(^^;
おいらも、毎回キチンと優勝写真が変にならないように気を使ってます。
負けたときは、服装が気に入らなかった(写真に撮られたくない)時だと思って結構です。(笑)
写真撮影をしない大会では、意味がありませんので参加前にご確認を。
服装も整い、試合開始時間が迫ったら早めに会場(店)に行ったほうが良いでしょう。
車で行くのであれば、早めに行かないと駐車場が空いてなかったりします。
練習時間を取ってくれる店も多いので、練習しないと損です。
(貧乏性なんで、少しでも球を撞いて元を取ろうと考えるおいら。。)
勿論、台に限りがあるので譲り合いの気持ちを持ちながら練習しましょう。
事前にルール説明があると思うので、初めての試合会場であればキチンと聞きましょう。
試合形式は、既に知っているでしょうから聞かねばならないポイントとしては、
ハンデ、ファール、スコアの付け方、結果報告
ハンデ:
C級かBe級かでハンデがある場合があります。
おそらく、C級3セット・Be級2セット先取というのが多いでしょう。
つまり、3回9番を入れれば勝ちです。(C級の場合)
中には、
・レディースは、1セットダウン
・敗者ゾーンでは、全員1セットダウン
・決勝トーナメントでは、全員1セットアップ
などの場合もあります。
ファール:
特に気をつけなければいけないのは、スリーファールの有無ですね。
B級以上になれば、確実に採用されるのですがC級では無いところが多いので
要チェックです。
スリーファールが有るか無いかで、2ファール時のプレッシャーが大分変わります。
スコアの付け方:
自分が9番を落とした場合は、1セット取ったということで何かに記す筈です。
普通は、自分達の頭の中で覚えてろなんてコトは無い。
多くは、テーブルに備え付けのホワイトボードにマグネットもしくはマジックで記しを
付けます(棒を一本引けば良い)。
ホワイトボードが無い場合は、次のような方法を取る場合があるので確認しておきましょう。
・テーブルに付いているカウンターで付ける。
・テーブル上部に天井からぶら下げてあるソロバンみたいなもので付ける。
・クッションの隙間にコインをおき、1ゲーム取る毎に1ポイントづつずらして付ける。
分からない場合は、事前に確認しましょう。
付け忘れると、折角の勝利が無効になることが多いので注意!!
結果報告:
通常は、勝利した人が運営まで結果を報告しに行きます。
この時、口頭で良いのか、試合開始前に渡されたりする用紙に記入して渡すのかを
確認しておいた方が良いでしょう。
遂に、試合です!
自分の名前と台の番号が呼ばれたら、指定された台に欽ちゃん走りで向かい試合開始です。
台に着いたら、勿論対戦相手も居ることでしょう。
ビリヤードは紳士のスポーツですから、
「宜しく御願いします。」と丁寧に挨拶をしてから始めましょう。
握手までしなくても結構です。(しても良いが)
また、もし対戦相手のクラスが分からなかったら試合開始前に
C級かBe級かを確認しておきましょう。ハンデもあったりするのでね。
最初は、バンキングでブレイクする人を決めます。
バンキングとは?
ヘッドスポットを境に左右に分かれ、球はヘッドライン内に置く。
フットクッション(奥の短クッション)にめがけて同時に撞き、
よりヘッドクッション(手前の短クッション)に近づけた方が勝ち!というモノです。
同時とは言っても、掛け声は無いので相手が撞いてフットクッションから跳ね返る時には
自分も撞きましょう。(まぁ、相手が撞いてから3秒以内くらいが目安かな。)
相手の球が止まってから、撞き始めたら後出しジャンケンみたいなもんですから。。
但し、これにもキチンとしたルールがあります。
以下の事項を行うとファールとなります。
・再度、フットクッションに当たった時(つまり2往復とかは×)
・長クッションに触れた時
・球の端がロングラインを越えた時(つまり、相手側の陣地に入っては×)
・フット側クッションに当てることが出来なかった時
・スクラッチした時
・テーブル外に飛び出した時
・球がポケットの入り口とヘッド側クッションの間に残った時
二人してファールした場合は、やり直し。
バンキング終了後、ブレイクして試合が始まる訳ですが
ファーストブレイクに関しては、一斉ブレイクする場合もあります。
運営が「一斉ブレイクです。」と言う筈なので、ブレイク開始の合図があるまで待ってましょう。
合図前にブレイクすると恥ずかしいです。
ちなみにバンキングはブレイク権を選択する権利であって、
勝利してもブレイクをしなくてはいけない訳ではありません。相手にブレイクを渡してもOK。
ブレイクも無事終了し、あとは普段通りの試合をすれば良いだけですが
ここにもマナーが存在します。
・自分が撞き終わったら、席に着く。=むやみに立ち上がらない。
遊びで撞いていた時は、そんなに気にしなかったでしょうが
基本的に、相手が撞いている時は席につきましょう。
間違っても、台の周りをプラついてはダメです!
勿論、席に座っているコトによって相手の邪魔になるのであれば立つのは可。
・出来るだけ、煙草は我慢する。
試合によっては禁煙もありますが、大抵は喫煙OKです。
でも、試合中に吸うのは本来モラルが無いとおいらは思う。(嫌煙家なので。)
そういう人に出会う度に「煙草、もっと増税しないかな」と思ってたりして。(--
・9番を入れたら、席へ!
これまた多いのが9番を入れた時やファールをしてしまった時のこと。
動いている手球は絶対に触らない!!
9番を入れてもスクラッチする可能性もある。
ファールをしても、その手球が他の的球に当たって配置が変わることもある。
これは、そもそも試合以前の問題でビリヤードのルールなので注意しましょう。
(ビギナーや試合経験が無い人に多く見かけます。)
最悪、折角9番を入れたのにファールとなるコトもあります。
付け忘れを防止する為にも、9番を入れた後は席に戻ってスコアを付けましょう。
その間に手球も止まります。
試合が終了したら、
勝っても負けても「有り難う御座いました。」と軽く会釈をしましょう。
通常、勝者が運営スタッフに結果を言いに行きます。
この時、対戦者と話し込む人が居ますが、試合進行の妨げになるので
結果報告を先に済ませてから、話しましょう。
これがきっかけで、友達になれるコトも多いから話したいのは分かるけど、
報告をすませてからね!
試合に出ると、優勝以外は必ず敗北を味わっている訳です。
ようは・・・・負け犬です。
でも
それが、次への糧となり向上心へと繋がります。
とりあえず、1回は優勝を経験したいものですね。
それには、次のC級制覇編は必読です。
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