スコアの付け方について、今回は一言。

オイラは、基本的にスコアの付け忘れについては「事実優先派」である。

つまり、付け忘れをしようが前ゲームを取ったという事実は変わらないのであるから有効と考える。

しかしながら、多くの大会・多くの人は「更新無効派」である。

付け忘れれば、折角取ったラックを無効にするとの事。

それって、可笑しくない?!

自分が負けて、それをたかだかスコアボード(用紙)に書き忘れたからって
無効にするなんて。。
そんなのナンセンスだ!

もっと寛大な気持ちを持とうぜ!心の狭い輩(更新無効派)よ!

ゲームに負けた事実は、変わらないんだから。

しかし、この問題は各ビリヤード場が悪いだけではない。
国内のプロビリヤード協会にも問題がある。

以下に競技規定を抜粋する。

--- JBC/IBC ---(事実優先派)
  19.スコアー(点数)

    その大会で決められたスコアーを先に取った選手がその試合の勝者となる。
    スコアーの記入はレフリー(居なければ、得点した選手)が行う。
    付け忘れ、付け間違いについては事実を優先し、本来あるべきスコアーに付け直すこと。
    付け直す際に、真実追求の手段として、観客を含む第三者に意見を求める行為は許される。


--- JPBA ---(更新無効派)
  第7条セット数の更新
    レフリー不在の場合、プレーヤーは競技中、セット数を各自の責任において、
    次のラックのブレイクまでの間に更新しなければならない。
    更新しないで次のブレイクを行った場合そのポイントは無効になる。

ほら、団体からしてバラバラだもの。
ルールくらいは、共通にして欲しいものだ。

しかしだ、試合においては運営者(ビリヤード場の運営係)がルールなので
それに従うしか他ならない。

ただ、付け忘れの考え方 そして、これを読んだ貴方の考えを自分なりに整理して欲しいと思う。

最後に

「貴方は、この問題をどう思いますか?
 スポーツとしての確立・メジャー化の為にも、
 付け忘れなんてナンセンスだと思いませんか?」



※上記、ルールの転記についてはJBCには許可を取ってあり、無断転載では御座いません。
  JPBAには、メールしましたが何時まで待っても返事が来ません。
  が、転載しちゃいます。まぁ、ルール書いているだけだし。
  また、JBC/IBCルールはWPAルールに沿っていることも、参考までに御知らせします。